足のむくみに!妊婦さんに人気の着圧ソックス(医療用など)

多くの妊婦さんが悩まされる妊娠中の足のむくみ。原因は様々ですが、着圧ソックスで予防するのが効果的です。下肢静脈瘤、足のむくみの原因や、妊婦さんにおすすめの着圧ソックスをご紹介します。

エコノミークラス症候群とは?症状と予防法、下肢静脈瘤との違い。

エコノミークラス症候群って、あなたも1度は聞いた事のある言葉でしょう。

足の血管にできた血栓が肺に移動すると命にかかわる怖い病気ですが、症状か無く、血栓ができていても気がつかない事も多いのです。

足のむくみとの関連性はあるのでしょうか?

予防法は?そして、混同されやすい下肢静脈瘤との違いはどのような物でしょうか?

エコノミークラス症候群とは?

エコノミークラス症候群は、深部静脈血栓症からの肺動脈血栓塞栓症のことをいいます。

深部静脈血栓症は、足の深部の静脈に血栓ができてしまう病気で、主な原因は、狭い空間で長時間座ったまま、もしくは寝たままで過ごすことで、血液の流れが滞り、血液が固まってしまうこと。

この塊が、血液の流れに乗って肺の動脈に飛んでしまうと、呼吸困難などの重大な症状が現れてしまいます。

エコノミークラスの飛行機に乗車中によく起こることからエコノミークラス症候群という呼び方をされますが、震災時の避難で車中で過ごす車中泊や、手術や入院中の患者さんにも起こる病気です。

また、体質や遺伝的な要因も大きく、家族に発症した人が居たり、血液がドロドロと固めの人も注意が必要です。

脱水によって血液が濃くなる事も血栓ができやすくなる原因ですので注意してください。

症状として足がむくむ?

よく勘違いされますが、エコノミークラス症候群で足がむくむ事はあまりありません。

足のむくみは、静脈の中でも皮膚の表面に近い静脈に血液がたまってくると起こる症状で、この症状が進んだ場合になる病気は下肢静脈瘤。
立ちっぱなしであまり動かない人がなりやすい病気で、いきなり悪くなったり、命に関わるようなことはありません。

原因や起こる血管の場所に違いがあり、病気としても別の病気です。

エコノミークラス症候群は症状がほとんど無く、突発的に発生しますが、前段階の深部静脈瘤血栓症が起こると、片側の足だけがむくむ事もあります。
その他にも倦怠感や冷や汗が出る場合もあります。

このような症状の場合、すぐに病院を受診した方が良いでしょう。


エコノミークラス症候群の予防法。

エコノミークラス症候群と、足がむくむ下肢静脈瘤は別の病気ではありますが、予防する方法としてはどちらも同じ。

足の静脈の流れをスムーズに保つことが大切なので、水分をしっかり摂ったり、足、特にふくらはぎの筋肉を収縮させるように、かかとの上げ下げ、つま先の上げ下げなどの運動をすること。
ふくらはぎのマッサージ、それから弾性ストッキングを履いて足を締め付け、ふくらはぎのポンプ機能の手助けをすることもかなり有効です。

*参考記事↓
意外と怖い「エコノミークラス症候群」、その発症メカニズムは? (2ページ目):トピックス:日経Gooday(グッデイ)


現在は医療用の着圧ソックスも手に入れやすくなっていることは、こういった病気の心配がある人にとっても、医師にとっても喜ばしいことですね。


飛行機に乗っている時だけでなく、同じ姿勢でじっとしていたり、体質的に血栓のできやすい人、脱水などの条件が整えば、誰にでも血栓ができる可能性があります。
適度な運動や日頃からの食事に気を付ける事も大切ですね。

最近では、エコノミークラス症候群や、車中泊、そして寝たきりの方の深部静脈血栓症の予防に使える靴下が各社から発売されています。
中でもおすすめは医療用の弾性ストッキングが多くのお医者さんからも支持を得ているベノサンのジェットレッグス。
こういった靴下を有効に活用しましょう。

メディキュットのフライトソックス。